豚の貯金箱

お金の流れを把握して、削れる所を節約する

収入自体が少なくても、無駄を省くだけで健康的に貯金ができます。
ミニマルに生きて節約しているのに、支出が多かったり貯金ができていない人は、年間計画を立ててから削れるところを探してみましょう。

お金の流れを把握する

月々の支払や生活費など、生きていくために必要な最低限ないと困るという金額は把握しておくことが大切です。
まず固定費や食費、交際費などを書き出して、何にいくら使っているのかを明確にしましょう。
ざっくりとした額を出した後、本当はいくら使っているのかのデータを集めます。
最初はできれば3カ月程度の平均データを取って数値の差分を見ていきましょう。
自分の想像していた出費とのズレは、データをもとに調整をしていきます。
また、削れるところはないか振り返ってみる時間を作りましょう。

年間予算計画を立てる

ひと月ごとの出費は大きくぶれることはありませんが、影響を受けやすいのが冠婚葬祭のような特別費です。
突発的な出費が意外とあり、少ない人でも年間で総額50万円ほど使っているそうです。

特別費は主に、

  • 結婚式のご祝儀
  • 年末年始やお盆休みの帰省代
  • 一括払いにしている保険や税金、自動車車検
  • 出産祝いや入学祝いなどのお祝い関連
  • 姪っ子甥っ子などへのお年玉
  • 会社の旅行
  • 事故や突然の病

など、予想外な出費が積み重なると大きな金額になっていることもあります。
お祝いごとが年間で何回くらいあったのか、急な歯痛で歯医者へ通うことになった場合、月に何回くらい通院が必要だったのかなど、予測できるようにデータをまとめていきます。
毎年同じタイミングで同じことが起きることはありませんが、事前に特別費枠として積み立てておくことで、急な出費で焦ってしまうこともなくなります。

全体像が見えたら削れるところを探す

食事の断捨離をする人もいますが、食費を削るという目的のためであれば、やり方や方法を変えてみるというのはどうでしょうか。
ミニマムな生活にしたら、冷蔵庫がなくて食材を買い置きできないという人もいるかもしれません。
今日食べる物だけを購入するようにしたり、電子レンジや炊飯器だけで作れる料理に挑戦してみたり、他にも方法はあります。
冷たい物は冷たくなくてはいけないという概念があるだけで、常温の飲み物に慣れたら健康的な体になれますよ。

お金節約計画のまとめ

毎月何にお金を使っているのかを明確にしたら、最低限生活に必要な金額を洗い出せます。
先に予算を決めているので、急な出費が予想額以上の金額にならないよう調整していきましょう。
事前に予定を立てて無駄を削ることで、これまで見えなかったプラス面が得られるかもしれません。