今回はミニマリストが災害を備えた食品管理についてお話します。
ミニマリストに非常食は必要か
ミニマリストは食材のストックはしていないという人は多いと思いますが、私は災害時の非常食は最低限必要な物に入ると考えています。
そのため、キッチン下の収納に非常食を保管しています。
非常食は冷蔵庫に保存しなくてもいい物を選定。
普段から食べているオートミールやプロテイン、缶詰(ツナ、サバ、トマト)、乾物をローリングストックしています。
ローリングストックとは普段から少し多めに食材を買っておき、使った分だけ買い足していくことで、常に一定の備蓄をしておく方法です。
これらの食品は日常の中で食べています。例えば、体調を崩した日や買い物ができなかった日など。
ローリングストックするのは非常食を特別にしないためです。
普段食べない物を非常食としておいたため、気がついたら賞味期限が切れてしまったことがありました。
日常生活の中で食べる物であれば、賞味期限を気にする必要がなくなります。使ったらストック分を買っておけばいいのですから。
また、2リットルの水を3日分保管していましたが、普段はこのサイズを使わないため、こちらも賞味期限切れに。
そこで、普段使う500ミリリットルに変更しました。常に鮮度を保って保存できるようになります。
プロテインはたんぱく質の確保です。
非常食の乾パンなどは日持ちさせるために炭水化物しかありません。
人は炭水化物のみでもエネルギーとして蓄えられますが、たんぱく質は貯められないからです。
プロテインは水さえあれば簡単に飲めます。1kg2,000円くらいの物がドラッグストアで売られていますので、買っておきましょう。
また、ビタミンCのサプリメントも備蓄しておくといいでしょう。
避難生活となった場合、ストレスにさらされた状態になりビタミンCが不足します。
ストレスだけではなく、便秘や風邪にも効果があります。
栄養面でも体調不良のリスクを軽減できるのでおすすめです。
どのくらい必要か
災害時の非常食がどれくらい必要であるかは、3日~1週間など色々意見があります。
しかし、多くの物を備蓄していても管理できませんし、置くスペースもありません。
そのため、私は3日程度を想定してストックしています。非常食はライフラインが復旧するまでに凌げればいいわけですから。
日本は地震、台風、積雪など災害の多い国ですが、同時に復旧も早い国です。
だから3日を想定して備蓄しています。