日本のバレンタイン進化論

日本でバレンタインっていえば、女性から男性へ愛の告白をするっていうのが趣旨のはず。
そして贈る品はチョコレートやチョコ系のお菓子を贈るのがスタンダードでしょ。

でも、先入観かもしんないけどそもそも男性の多くは甘党じゃないと思うわけだ。
よって男性にとって相性の悪いイベントで、女性にとって都合のいいイベントじゃない?バレンタインって。

世界のバレンタインを比べてみよう

バレンタインは3世紀のフランスにいた神父、聖ヴァランタンを祝うための日だ。
聖ヴァランタンは、兵士の結婚が法律で禁止されていた時代に、陰で兵士たちの結婚の手助けをしていた人物と言われている。

それに比べて日本のバレンタインの歴史は浅く、日本の製菓メーカーや百貨店が商売のために起こしたブームだといわれている。
世界ではもっと色々な趣旨でバレンタインという日を祝うそうだ。

アメリカのバレンタインデー

アメリカのバレンタインデーは男性から女性へプレゼントをすることが趣旨で日本とは真逆。

男性が主体となって行う行事で、女性が喜ぶ花やお菓子、ぬいぐるみやジュエリーなど贈り物は女性主体のものだ。
ちなみにアメリカには義理チョコはなく、付き合い始めた恋人同士に間で行われるイベントの一つで一日一緒に過ごしデートをするというのが定番のすごし方だという。

英会話ができたら口説くこともできるんだけどな。

(関連記事:「英会話スクール探すうえで大事な3つのポイント」)

フランスのバレンタインデー

フランスのバレンタインデーも恋人同士や夫婦など決まった相手に贈り物をする日。
フランスでは「La Saint-Valentin(ラ・サンヴァロンタン)」といって「恋人たちのお祭りの日」とされている。
やはり男性から女性へプレゼントを贈るのが通常で、日本のよにチョコではなくバラの花束を贈るのが定番なんだそう。

ちなみにアメリカも同じですがフランスにも「ホワイトデー」はない。

韓国のバレンタインデー

一方韓国には、日本と同様に女性から男性へチョコレートを贈る習慣がある。
バレンタインシーズンになると街の店頭にたくさんのバスケットが並び、そのバスケットには華やかにラッピングしたチョコが入っていて、それを男性が購入し女性に贈るという方法がポピュラーなんだって。

また韓国には「ホワイトデー」の他に「ブラックデー」という日もある。

「バレンタインデー」「ホワイトデー」に縁がなかった男性群が集まって、一緒にジャージャー麺を食べながら慰め合うという習慣らしいが私もぜひ参加したい。

日本のバレンタインの進化が一番すご過ぎ!

日本は最近は通販やネットでバレンタインの贈り物を購入する人が増えている。
確かに、美味そうなラインナップが並んでいて選ぶこと自体が楽しみになっている。

バレンタインデー=チョコではなく「贈り物」っていう広いカテゴリでとらえているため何を送ってもOKっていう風潮になりつつある。

それこそ、宝石やアクセサリーだけでなく、旅行にもバレンタイン向けの商品や企画が沢山あるし。

また、贈る人、贈られる人もだんだん曖昧になってきてるよね。
「女性から男性へ」っていうだけじゃなしに、友だちへとか親兄弟へとか自分自身へとかになったりしている。

もう原型を留めていないイベントになってんじゃん!!

贈り物をするイベントってクリスマスとかハロウィンとかいくらでもあるけど、日本的にカスタマイズしてしまうのが当たり前になってるからバレンタインの進化自体に異を唱えるつもりは無いんだけどね。

むしろ、消費拡大、経済活性化のためにどんどんやったらいいとも思う。

1年くらい前に流行らそうとして失敗したイースターの無念も晴らしてほしいしね。
ディズニーランドとかじゃ、盛り上げようとしているみたいだけどなかなか定着せんよね。
春先で卒業式、入学式、入社式などなどめっちゃイベントが詰まってる時期で忙しいってのもあるんだろうけどね。
マジでイースターって何する日か分かんないよ💦

海外から輸入したイベントを増やすより、今あるイベントを深めながら広げる方がげんじつてきなんだろう。

なんだかんだで長きにわたって日本に定着した海外イベントはそれなりの理由があるはずだからね。

バレンタイン

バレンタイン

バレンタイン

全く自分には関係ないイベントだけど、周辺が盛り上がるのは何か嬉しいね。

もちろん1個でももらえたならもっともっと嬉しいんだろうけど。

Give me Chocolate!