一人暮らしをしていると、どうしても美容室に行く回数を減らしたくなるもの。交通費や美容室代がかかる上、予約を取る時間もなかなか取りにくいですよね。そんな中で、自分の髪をセルフカットできれば、かなりの節約につながります。でも、「自分で髪を切るのは難しそう」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、基本的な知識とちょっとしたコツさえあれば、セルフカットはとても簡単で、誰でもできるものです。今回は、一人暮らしでも簡単にセルフカットをする方法について、必要な道具や失敗しないためのコツも一緒に紹介していきます。
自分で髪を切るための基本
1. 髪型を決める
セルフカットの最初のステップは、自分がどんな髪型にしたいかを決めることです。髪の長さや形をどうしたいのか、事前にしっかりとイメージしておくと、カット中も迷うことなく作業を進められます。
もし自分の髪型に悩んでいる場合、最近流行の髪型を参考にするのも一つの手です。自分に似合う髪型を見つけるためには、雑誌やネットで髪型の画像を見て、少しでも気になるものをピックアップしてみましょう。
2. 髪を湿らせる
セルフカットをする前に、髪を湿らせることが大切です。乾いた髪では、カットした後に実際にどのように仕上がるかが分かりにくく、切りすぎてしまうことがあります。また、湿らせた髪の方が、髪の毛がしっかりとまとまり、カットしやすくなります。
湿らせるときは、軽くスプレーをして髪全体に均等に水分を与えましょう。湿らせすぎると、逆に切りにくくなるので注意が必要です。
3. 鏡の位置を調整する
鏡を使う際は、カットしやすい位置に調整しておきましょう。目線を合わせやすい場所で鏡を設置し、背面も確認できるように大きな鏡を使うと便利です。もし後ろが見づらい場合は、手鏡を併用すると良いでしょう。
必要な道具
セルフカットに必要な道具はそれほど多くありませんが、以下のものを用意するとスムーズにカットできます。
1. 鋭いハサミ
髪を切るには、髪専用の鋭いハサミを使うことが大切です。普通の文房具用のハサミでは髪が引っかかりやすく、切りづらくなります。美容師が使うような理髪用のハサミは手に入りやすく、安価なものも多いので、まずはそれを選んでみましょう。
2. ヘアコーム
髪を均等に分けて切るために、ヘアコームも欠かせません。コームを使って髪の毛をきれいに整え、毛束を分けてからカットします。特に髪が長い場合、コームを使うことで作業がぐっと楽になります。
3. スプレーボトル
髪を湿らせるためにスプレーボトルも準備しておきましょう。水を細かく均一に吹きかけられるスプレーボトルは、手軽に髪を湿らせるために便利です。
4. 鏡
鏡は自分の髪型を見るために必須です。正面を見つめる鏡はもちろん、背面を見るために手鏡もあれば便利です。鏡の角度を変えながら、全体のバランスを確認しましょう。
失敗しないためのコツ
セルフカットは慣れれば簡単ですが、最初のうちはどうしても失敗してしまうことがあります。そんな失敗を避けるためのコツをいくつか紹介します。
1. 少しずつ切る
セルフカットで最も大切なことは「少しずつ切ること」です。一度に大量に切ると、後で後悔することになりかねません。まずは少しずつカットして、仕上がりを確認しながら進めていきましょう。どうしても長さが不安な場合は、最初はほんの少しだけ切ってみると良いです。
2. 髪を引っ張りながら切る
髪の毛は、少し引っ張ってからカットすると、まっすぐに切りやすくなります。コームで髪を整えた後、軽く髪を引っ張りながらカットすると、形が整いやすいです。
3. 乾かしてから確認する
髪は濡れた状態でカットすると長さが分かりづらいため、カット後に髪を乾かしてから最終的な確認をしましょう。乾かした後、長さや形に問題があれば、少しずつ手直しすることができます。
4. 仕上げは軽く整える
カットが終わった後、毛先が不均一だったり、ガタガタした部分が残ることがあります。そんな時は、軽く整えるようにカットして、最後に全体を整えましょう。仕上げの際に、軽く毛先を指でつまんで微調整するだけでも、きれいな仕上がりになります。
セルフカットのアフターケア
セルフカットをした後は、髪の手入れも大切です。髪が傷んでいるとカットの仕上がりも悪くなるので、定期的に髪のケアをして、髪の健康を保つことが重要です。
1. トリートメント
髪を切った後は、トリートメントを使って髪に栄養を与えましょう。髪が傷んでいると、切り口がガタガタしたり、毛先が割れてしまうことがあります。トリートメントを使うことで、髪の健康を守り、しなやかな仕上がりにすることができます。
2. 定期的なカット
セルフカットを始めたからといって、すべてのカットを自分で行う必要はありません。定期的に美容室でカットしてもらい、自己カットを補完することも大切です。髪の長さや形を調整するために、美容室に行くタイミングを見計らいながら、セルフカットを組み合わせていきましょう。
まとめ
セルフカットは、一人暮らしをしている方や、節約を意識している方にとって、非常に役立つスキルです。少しの練習と基本的な道具さえあれば、自分で髪を切ることが可能です。最初はちょっと不安かもしれませんが、少しずつ慣れていけば、きっと自分にぴったりの髪型が作れるようになります。
セルフカットをする際は、必要な道具を準備し、少しずつカットして慎重に仕上げることが成功のポイントです。また、髪の健康を守るために、アフターケアもしっかり行いましょう。これで、コストをかけずに、理想の髪型を手に入れることができますよ。





